『使用使途自由』はなんにでも使えるわけではない

使用使途が自由であるカードローンは、目的が定められていないため、基本的には何にでも利用することができます。例えば、生活費、ちょっとした贅沢、レジャー、冠婚葬祭など、利用方法は多岐にわたります。しかし目的が定められていないからといって、何にでも使えるわけではありません。
商品概要を見てみると、ほとんどのカードローンは事業性資金として利用することができません。つまり起業やその準備金、運営費など事業に関わるものの利用は制限されています。これはカードローンが「個人向け」のローンであるためです。個人と事業者では、カードローンの審査基準や方法が全く異なります。個人向けの場合、審査されるのは本人の属性や信用情報ですが、事業の場合は収益性、事業継続年数、事業リスクなどが審査対象になります。また融資する金額は事業の方がはるかに大きくなりますし、それに伴う責任も重くなります。何より事業に必要な金額を個人向けローンで補うことはまず不可能です。もしカードローンを事業性資金として利用しているのが知られれば、契約の停止と借金の一括返済を求められてしまいます。事業者には、事業者用ローンやビジネスローンなどが用意されており、金利や融資額の面でもカードローンより有利です。
当然のことながら、カードローンをギャンブルに使うことは禁止されています。ギャンブルは基本負けるようにできており、立てる見込みはほとんどありません。つまり、確実に返済できな状況に進んでいくことになるわけです。しかし借りたお金をどのように使っているかを調べられることはないので、ギャンブルに使っていてもそれを知られることはほとんどありません。ではそのように使っていても問題はないのでしょうか?
ギャンブルに利用した場合、大きな問題に直面します。その問題とは自己破産ができないというものです。自己破産とは自分が持っている資産を手放して、借金をなくす措置です。これを認めてもらうには、自己破産をする理由を説明し、裁判所に認めてもらう必要があります。しかし破産理由が、著しい浪費やギャンブルなどであると免責の許可が下りず、自力で返していく以外に方法がなくなります。
なんにでも使えると思って間違った使い方をすると、大きなトラブルに発展してしまいます。禁止されている使い方は絶対に避け、商品概要や契約書に書かれているとおりに正しく利用しましょう。
参考:カードローン審査が通りやすい人は?【最短・最速で借入する】

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